先日の記事でも紹介した 国産 アロマ シリーズ「日本の香り」ですが、原料の生産からボトル充填に至るまで全て国内で行っている正に純国産品です。


そんな日本の香りシリーズですが、先日長野県の生産現場へお邪魔してきました。
国産 アロマ が生まれる場所 長野県上伊那郡飯島町
日本の香りシリーズは長野県の上伊那郡飯島町という自然豊かな環境にある(有)樹万倍という会社で生産されています。




こちらでは化粧品のOEMを中心に幅広いアイテムを丁寧な手作業で生産しています。敷地内では様々な種類のハーブが自然栽培されています。
今回の訪問は時期的に収穫後でしたので残念ながら一面色が付いたハーブの畑を見ることはできませんでした。種類にもよりますが通常ハーブの収穫は春から夏にかけて行われるそうでその前が一番見ごたえがあるそうですね。
ちなみに次回の取材はその時期を狙っています。


ちなみにハーブの畑は雑草との戦いでもあるので、一年を通じて常に草取りを行ってきれいな状態にしているそうです。


抽出を行う蒸留工程
畑の見学をした後、ハーブから精油(エッセンシャルオイル)や植物蒸留水を抽出する蒸留工程を見せていただきました。


以前、樟脳の記事でも触れた水蒸気蒸留法という方法で植物から蒸留水や精油を抽出しています。




写真では伝わらないのですが、水蒸気で抽出しているため作業場はとても暑くなります。取材に伺った日はとても良い天気だったので汗びっしょになりながら写真を撮らせていただきました。
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この工程で抽出された精油はアロマエッセンシャルオイルとして、蒸留水はアロマミストとして商品化されていきます。
充填、仕上げ工程
蒸留の工程で抽出された蒸留水や精油は工場でブレンドやボトル充填、ラベリングといった作業に入っていきます。
今回、特別に工場内を見学させていただくことができました。


各装置では厳密に決められたレシピに沿って膨大な種類の製品を製造しています。仕上がった液体はそれぞれボトル充填されていきます。


キャップの最後の一締めまで人の手によって丁寧に行われています。その後商品の顔となるラベルを張り付ける作業に入っていきます。
こちらの作業も一つ一つ人の手によって行われています。


このような製造工程を経てようやく販売できる商品となっていきます。実際に生産現場を生で見ると本当に丁寧な手作業で作られていることがよくわかりますね。
農学博士が行う製品開発
今回お邪魔した有限会社 樹万倍の代表、川上晃さんは生物自然科学専攻の農学博士なんです。


「20年後も健康でいたい」そんな信念をもって化粧品を作りはじめ、たどり着いたのは「安全な原料を使いたい」という思いだったそうです。しかし満足のいく安全性を満たすものやトレーサビリティが明確なものに出会えず、結局自らの手で育てることにしたそうです。
もちろん日本の香りシリーズも安心・安全な純国産アロマを目指して開発された商品なので川上代表の思いがたっぷり注ぎ込まれています。
ちなみにそんな川上代表が日本の香りシリーズの中で一番おススメしたいものは?と聞くと・・・
アロマジェルだそうです。


その理由を聞くと・・・
そもそもこのアロマジェルという商品は乾燥肌に悩むお年寄りに向けて開発されたものだったのですが、開発の中で安全性を突き詰めていったところ、赤ちゃんでも使えるレベルの安全な商品ができたそうです。
川上代表の中でも特にブラッシュアップを続けた商品で完成度には自信があるのでぜひ一度使ってみてほしいとのことです。


まとめ
今回は日本の香りシリーズの生産現場である長野県にある有限会社 樹万倍さんへ訪問した際の内容をまとめてみました。
日本の香りシリーズは私どもが運営する日本のいいもの.jpのオリジナル商品として今後、広く販売していく予定です。「アロマが好き」、「国産アロマを使ってみたい」、「安心なアロマを探している」という方はぜひ一度お試しください。
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