みなさん竹酢液(ちくさくえき)をご存じでしょうか?
私たちが運営する通販サイト「日本のいいもの.jp」でも10年以上前から販売しているロングセラー商品で、多くのリピーターさんを持つ人気商品の一つです。


しかし竹酢液そのものが一般的に広く知られていないため、買ったり人からもらったりしたものの・・・・
イマイチ使い方が分からないという方も多いのではないでしょうか?
本投稿では「竹酢液がどんなものでどんな使い方ができるのか知りたい」という方のためにできるだけわかりやすく説明していきたいと思います。
弊社では長年にわたり日本全国の生活協同組合(生協)を通じて竹酢液の販売を行ってきました。その中でよくご質問いただく内容や販売時にお伝えしている気を付けるべきポイントを本投稿にまとめていきます。
そもそも竹酢液ってどんな液体?


竹酢液(ちくさくえき)とは・・・
竹酢液とは竹炭(たけすみ)を製造する工程で発生する煙を冷却することによって出てくる雫を集め、一定期間貯蔵し分離したタールを取り除いたものです。
天然の酢酸を主成分に約200種類以上の成分を含み、これらがお互いに作用しあって様々な効果が期待できます。
中でも代表的な成分は・・・
- 酢酸・・・いわゆるお酢の主成分で天然アミノ酸やミネラル分が豊富に含まれているので薄めることで弱酸性になりお肌にうるおいを与えてくれます
- ポリフェノール・・・赤ワインに多く含まれることでも知られていますね。抗酸化力が高く、免疫力を活発にする能力があります。その他の成分にも抗菌・防虫・消臭等色々な効果があるといわれています。
- アルデヒド成分・・・浸透性に優れています。
- 炭素粒子・・・活性化を促す作用があるといわれています。
などになります。
ちなみに私たちが運営する通販サイト「日本のいいもの.jp」でも竹酢液を販売しておりますが、弊社で取り扱うものは密閉炉で製造されているため一般的に用いられる土炉と比べて不純物の混入がなく純度100%の組成となっております。



さまざまな効果や活用方法が期待できる竹酢液ですが、正しくお使いいただくためにも注意していただきたいポイントがあります。
- 医薬品ではないため飲んだり、うがい等に使うことはオススメしておりません。
- 医薬品ではないためお肌に合わない場合は使用を中止してください
竹酢液 の使用例とその 効果
すでに竹酢液を知っている方は使い方についてもよくご存じですが、一般的には竹酢液(ちくさくえき)自体があまり知られておらず、使い方を聞かれてすぐに答えられる人はあまり多くないと思います。


ここからは効果が期待できる活用方法やその使い方に合った使用適量なども合わせて一つずつ見ていきましょう!
入浴剤として使う
実際に私たちが運営する通販サイト「日本のいいもの.jp」にお問合せいただく方も8~9割のお客様が入浴剤として活用されています。
またこの使い方におけるリピーターさんが一番多いです。


ミネラルを含む200種類以上の有効成分が含まれていることから入浴剤での活用はとてもオススメな使い方です。
使用適量は湯ぶねに15~25cc(キャップ2~3杯程度)が目安です。
残り湯は洗濯にも使え、殺菌・消毒・柔軟効果があります。匂いや、色は洗濯ものにはつきませんので安心してご使用いただけます。
洗顔、スキンケアに
使い方としては入浴剤の延長ですが、竹酢液には酢酸やポリフェノール成分が含まれていることから洗顔にもオススメです。


ただしここでご注意いただきたいポイントがあります。「竹酢液」は医薬品ではないので、お肌に合わない場合は使用をおやめください。


一番確実な方法としては使用前にパッチテストを行っていただき、24時間後に赤くなったり、かゆくなったりする方は使用をお控えいただくというものです。
竹酢液を洗顔に使用する場合の使用適量は洗面器一杯に対して1~2滴程度が目安になります。
花粉症対策に
数年前から、各種メディアで花粉症シーズンに竹酢液が紹介されるようになりました。花粉症は、目や鼻に花粉が付着した際、ヒスタミンという物質が放出されてかゆみの原因となります。


市販されている花粉症の薬は、ヒスタミンを抑える抗ヒスタミン剤というのもが使用されていますが、竹酢液はヒスタミンを抑えることができる成分が含まれていることから、かゆみが軽減されるとされています。
花粉症対策に使用する場合は薄めた液を鼻にスプレーするか直接鼻に綿棒で塗ります。
この場合、原液を500倍に薄めてご使用ください。
ガーデニングに使う
竹酢液の使い方としては花粉症対策の次に広く知られている使い方ではないでしょうか。虫よけや土の中の微生物の活性化や肥料の吸収補助などに活用できます。


ガーデニング用として使われる場合には約300~500倍に希釈後、葉っぱや土に散布してお使いください。


植物の病気や害虫の発生を抑えながらも土で生きるの微生物の繁殖を助けて植物の成長をサポートしてくれます。
ここで重要なポイントは竹酢液自体には肥料や農薬といった機能は無く、あくまで土の中にある栄養分などを引き出すサポートしてくれるというものということです。
この点を踏まえてぜひ活用してみてくださいね。
虫よけとして使う
竹酢液は虫よけとして使うこともできます。化学薬品を含むものや科学的に合成されたものは心配、自然由来な材料で虫よけ対策したいという方にはピッタリの活用方法になります。


虫よけ用として竹酢液をしようする場合、好みにもよりますが適正な使用量として10~400倍が目安になります。
夏場は網戸などに散布することで蚊の対策として使うこともできます。この場合は10倍程度がちょうど良いです。
水虫や虫刺されに使う
竹酢液は虫よけだけではなく、水虫や虫刺されに使うこともできます。
具体的には・・・
水虫や虫刺されに使用する場合は原液~10倍に薄めたものを綿棒に染み込ませてから患部につけます。
消臭用として使う
家庭の中でも臭いの気になる生ゴミの周辺や湿気のこもり易い下駄箱の中、ペットの小屋や排泄物スペースなど身近な場所で臭いの気になるところに散布して使うことができます。


臭い対策というとやはり化学薬品を使用したものが多いのですが竹酢液は100%天然由来なので安全面という部分では安心して使うことができます。
その際の使用適量は50~100倍です。薄めたものをスプレーボトルに入れて吹くことで匂いを抑えることができます。
家庭ではペット周りの臭い対策としてお勧めしましたが、農家さんの畑や畜産農家の豚舎、牛舎、鶏舎など一般家庭以外の場面でも消臭対策として活用することができます!
日本のいいもの.jpで販売する竹酢液
私たちが運営する通販サイト「日本のいいもの.jp」で販売している竹酢液は全国でも珍しい「電気密閉炉」を使って焼かれる竹炭から採取しています。
密閉炉での製造は、土炉に比べて外気の混入が非常に少なく、非常に純度の高い竹酢液が出来上がります。



その後は最低でも1年間という時間をかけて、ろ過と熟成を行いながらタールの除去を行っています。真竹10kgから800g(8%)しか採ることができない上に純度が100%であるため希少価値の高い商品です。
まとめ
今回はあまり知られていない竹酢液の活用方法をまとめてみました。一般的にはあまり広く知られていないですが様々な使い方があることがお判りいただけたのではないでしょうか。


次回は竹酢液とかかわりの深い竹炭の活用方法を投稿したいと思いますのでぜひお楽しみに!
ではまたお会いしましょ~!
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