先日の記事でも一つ一つ手作業で作る毛抜きを紹介しましたが、今回は失敗しない良い 毛抜き の 選び方 についてまとめてみたいと思います。
毛抜き は必需品の一つ
毛抜き は美容アイテムとしてムダ毛処理にはもちろんですが、小さなトゲのような異物を取り除いたり、ちょっとしたササクレなど細かくて指では掴みにくいようなものを扱う際に必需品ですね。

自宅ではもちろん、常時ポーチなどに入れて持ち歩いている方も多いのではないでしょうか。
私も、毛抜きや爪切りは目薬、リップクリーム、頭痛薬などと合わせて常に持ち歩いています。
毛抜きを選ぶ際の3つのポイント
では本題、良い毛抜きを見分ける際のポイントと選び方を見ていきましょう!
かみ合わせた際の刃のすき間を見る
刃先を閉じて光に透かして見た際、かみ合わせた刃先から光が入ってこないか確認しましょう。

そもそもここですき間があっては、うぶ毛のような細い毛をしっかりとキャッチすることができません。
まずは必ずここをチェックしましょう!
横から見て閉じた際、刃先がピッタリと合っているか
意外と見落としがちなポイントですがとても重要です。
毛抜き本体を横から見て閉じた際に刃先がピッタリと合っているか確認しましょう。
この部分がしっかりと合っていないと、掴もうとしている毛を「面」で捕らえることができず、「点」で掴んでしまうため、毛が切れてしまう原因となります。
毛をつかむ際に適度なバネ感がある
掴む際のバネの強さ、いわゆるバネ感も重要なポイントです。

指の力がしっかりと刃先まで伝えられないと抜こうとしている毛を捕らえることができません。
またせっかく毛を掴んでも取り逃がしてしまう原因になります。
用途に合わせて特徴がある
形状を見る際のポイント
先日の記事で紹介した倉田製作所でも色々な種類を製造されています。

代表的な「眉毛用(まゆげよう)」や「逆さまつげ用」、力を入れずに細かい毛を抜ける「瓢箪(ひょうたん)」、ちょっと変わったところでは料理用の骨抜きなども製造されています。

数ある形状の中でも注目するべきポイントは口巾と呼ばれる正面から見た刃先の幅です。

まつげや眉毛などの細かい場所には口巾の狭いもの、逆にヒゲやワキ毛などの広範囲にわたる場所には口巾の広いものが向いています。
素材のポイント
素材については先日の記事の通り18-8ステンレスを中心に使用していますが、より清潔なものを使いたいという方向けに、抗菌作用が高いといわれる純銀で作られた製品もあります。
素材や形状は多種多様な商品がありますが、しっかり用途や目的に合う製品を選びましょう!
実際は手に取って見ることが難しい
ここまでで毛抜き選び方を見てきましたが、実際店頭で販売されているモノはパッケージに入っているため、なかなか上記のような内容を見ることはできませんよね。

本来であれば現物を手に取って確認するのが最善の選び方です。しかし先述の通り、店頭やweb通販ではなかなか確認できないのが現実なので、身近な人に使っている方がいれば感想を聞いてみたり、Amazonなどのレビューを確認し、評価の振れ幅が少ないものやAmazon’s Choiceに選ばれているモノを選ぶのも一つでしょう。
お手入れも忘れずに
先日の記事でも触れましたが、毛抜きを末永く使っていくためには正しく使っていくことが大切です。

下記のような点に気を付けましょう!
1) 毛抜きを使用する際余分な力をかけない
2 )刃先のかみ合わせは非常に繊細なため、肌の脂やお化粧などが付着しただけでもすき間ができて抜けなくなってしまいます。使用後は綿素材の柔らかい布等で先端のかみ合わせ部分を軽く拭き取る。
3) 引き出しの中などで他のものとぶつかったり、落としてしまったということでもかみ合わせが悪くなってしまうことがあるのでできるだけ付属の箱にしまっておく、または布にくるんで保管する
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上記に加えて毛抜きに付着した皮脂汚れが原因で雑菌が繁殖しその状態で使用した場合にお肌のトラブルを引き起こすことがあります。
定期的なアルコール消毒や、除菌ティッシュでの消毒を忘れないようにしましょう!
高品質な商品は一生モノ

市場には1,000円以下のアイテムから10,000円を超えるものまで幅広く販売されています。
中でも倉田製作所で製造されるような高い価格帯のアイテムは親子3代にわたって使っても問題ないくらい丁寧に作られています。
低価格なアイテムを色々と試して自分に合うものを選ぶの良いと思いますし、高品質でメンテナンスが利くモノを長く使うというのもまた良い選択肢なのではないかと思います。
ちなみに倉田製作所では調子が悪くなってしまった場合も送料を払えば無料で調整してもらうことができます。

まとめ
どうだったでしょうか。今回は良い毛抜きを選ぶためのポイントをまとめてみました。
毛抜きは毎日ではないしても何日かに一度は必ず手に取る身近なアイテムの一つですよね。
多くのサイトやブログなどでも商品の紹介や比較レビューなどされていますが、実際は市場に種類も多くどれを選んでいいのか悩んでしまいますよね。
今回の投稿がそんな悩んでいる方たちの参考になれば幸いです。
ではまた次回の記事でお会いしましょう!