今回は 人気キッチン用品 ロングセラーアイテム5選を紹介していきます!
モノ見リョクを運営する㈲カワグチ企画では1995年から伝統工芸品や日本の伝統技術が生んだ良質な生活雑貨の企画販売に取り組んできました。
その中でもう少しで25年という節目を迎えますが、その中でも常に人気のある言わば定番アイテムが多数あります。
今回はその中でも特に人気があり、リピート率が高い人気キッチン用品5つを紹介してみたいと思います。
人気キッチン用品 のポイント
先述の通り長きにわたって企画、販売してきた中で人気キッチン用品にはいくつかのポイントがあります。少し見てみましょう。
基本的な性能が優れている
人気キッチン用品はどれも目的を遂行するための基本的な性能が優れている、もしくは基本性能に便利な+αされているものが多いです。


以前紹介した信楽焼のカレー専用皿や卵かけご飯専用茶碗も+αされた「食べやすい」「こぼしにくい」という部分がポイントですね。
ながく使える
「壊れたら買い替える」というスタイルから「永く使えるものを大切に使う」というスタイルに変わる流れが広まり始めて久しいですね。


以前からそのようなスタイルで生活されてきた方も多いかと思いますが、近年メディアでの紹介などもあり、改めて注目されつつあるのを感じます。
使いやすく暮らしに馴染む


「使いやすい」という部分は「性能が優れている」という部分につながるますが、広い意味で考えると「洗いやすい」「きれいな状態を保ちやすい」「子供が使っても安心」「割れにくい」などのポイントはとても重要です。
さらに キッチン用品は使用頻度が高いものであればほぼ毎日触れるため「手に馴染むカタチ」や「持ちやすい」というのは日常的な体験にあたるため非常に大切なんですね。
飽きないデザイン


デザインにおいても、近年有名デザイナーがデザインしたアイテムなども注目を集めている生産者さんも多くあります。
弊社が扱う中での人気キッチン用品はどちらかというとユニークな形状のモノよりも実生活の中に馴染むモノがロングセラーとして愛され続けている印象があります。
5つのロングセラーアイテム
では 人気キッチン用品 を一緒に見ていきましょう!
江戸前すり口醤油注ぎ


一つ目はコチラ。
江戸前すり口醤油注ぎです。
みなさんも外食などの際に一度は見たことがあるのではないでしょうか?
伝統的な手法で作られている醤油注ぎで栓の部分と本体部分をひとつひとつ職人の手作業ですり合わせて作られています。
大きな特徴として醤油を注いだときに液だれしないという点です。
以前の記事でも少し触れましたが、醤油が垂れる度にふきんで拭くことを考えればそのメリットは大きいですよね。
カラーはピンク、バイオレット、グリーン、ブルー、クリアの5色です。
- サイズ
小:49×49×(高さ)87mm 容量:50cc
大:54×54×(高さ)117mm 容量:100cc - 価格
小:900円 (税別)
大:1,000円(税別) - カラー
ピンク、ブルー、バイオレット、グリーン、クリア
純銅おろし金


二つ目はコチラ。
純銅のおろし金です。
大根やショウガを下す際に欠かせないアイテムですね!
筆者も焼き魚や野菜の揚げ焼き、てんぷらなどに大根おろしをたっぷり投入するのが大好きです。
それらのシーンで活躍するおろし金ですが、一般的にはプラスチック製のものが多く使われていると思います。
しかしおろし金と呼ぶくらいなので切れ味や長く使っていくいう視点で見るとやはり金属製のものがオススメです。
なかなか壊れることはないですが、一度使った方はリピートする確率が高いアイテムです。


一つ一つ職人の手で目起こしされており、軽い力でもすりおろすことができるくらいの切れ味です。
故に間違って手が当たると怪我しますので作業の際は気を付けて取り扱うことが重要です。
使っていくうちに切れ味が落ちてきますが、有料で新しく刃を立て直すこともできます。


受け皿の中には網があり、すりおろした大根おろし等の余分な水分を切ってくれる仕組みになっています。使い手のことを考えた嬉しい配慮です。
また一切無駄のないデザインも魅力の一つですね。
- サイズ 29.5×13×(高さ)4.8cm
- 価格 9,500円(税別)
堺(さかい)の包丁
「堺の包丁」あまり聞き覚えが無いのではないでしょうか?
それもそのはず日本全体のシェアは6%未満といわれていますが、プロの料理人の世界ではそのシェアは80%以上といわれています。


力をかけなくても包丁が引っ張っているかのようなスっと切れる使い心地はプロ、アマ問わず根強い人気があります。
しかし上記写真の手打ち鍛造のモデルは現、は鋼(はがね)が入手困難となっているため、製造しておりません。


現在はV金10号という最高峰のステンレス刃物鋼で製造されたモデルが主力アイテムとなっています。


ステンレスは錆びにくいというのも大きなポイントですね。
- 材質 V金10号ステンレス・SUSステンレス
- サイズ
牛刀:35.5cm(刃渡り21cm) 重さ150g
三徳:32cm(刃渡り18cm) 重さ130g - 価格
牛刀:17,000円(税別)
三徳:15,800円(税別)
シェフキッチン


4つ目はプロが使う鋏シェフキッチンです。
金物の産地兵庫県播州で作られた剪定ばさみのような受け刃が付いたキッチン鋏です。
キッチン鋏で丸くて硬いものを切ろうとした際に、対象物が滑ってしまうことがあるかと思います。
その際、モノが下に落ちてしまったり、屋外であれば地面に落としてしまいますよね?
これではテンションも下がってしまうというものです・・・。


シェフキッチンはそんなことがないように受け刃が付いているので滑りにくくなっています。


オールステンレスの鍛造仕上げなのでサビに強くとても丈夫です。
また切るだけでなく、栓抜きや蓋開け、くるみ割りにも使えるスグレモノです。
- サイズ 20×7.5×(高さ)1.2cm(刃渡り6cm)
- 価格 5,000円(税別)
棕櫚の束子


最後は先日の投稿でも紹介した棕櫚の束子です。
普通の植物繊維は水に触れると腐り易くなりますが、棕櫚繊維は、耐水性があり、弾力性、耐久性に優れているため束子の素材として最適な天然素材です。


生活用品の産地、和歌山県海南市の職人が一つずつ丁寧に仕上げたアイテムです。一般的に流通しているパーム製や化学繊維製のモノとは違う優しい触り心地は一度使うとついついリピートしてしまいます。
- サイズ
ミニ:8×6.5×(高さ)3.5cm
小:10×8×(高さ)4.5cm
大:13×8.5(高さ)4.5cm - 価格
ミニ:590円(税別)
小:640円(税別)
大:690円(税別)
まとめ
今回は弊社で販売してきたキッチン用品の中でも特に人気のあるアイテムを紹介してみましたがいかがでしたでしょうか?


冒頭でも少し触れましたがキッチン用品を選ぶ際、やはり使い勝手やデザインが「自分の生活に馴染むのか?」、「日常的に使うのか?」「身近な存在になるのか?」という視点でモノを選ぶことが大切だと思います。
今回紹介したアイテムは、弊社で販売してきた中でリピーターや根強いファンが付いているアイテムを選んでみました。
本記事が「キッチンアイテムで悩んでいる」「自分にどんなものが合うのか分からない」「ながく使えるものがいい」というような方の参考になれば幸いです。
ではまた次の記事でお会いしましょ~