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熊野筆の特徴、歴史を徹底解説!オススメ商品もご紹介!

熊野筆の特徴、歴史を徹底解説!オススメ商品もご紹介!

【熊野筆】くまのふで。

皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
以前「熊野筆 洗顔ブラシ」をご紹介しましたが、


今回は、広島県の工芸品である熊野筆について歴史から特徴、おすすめ商品まで徹底解説したいと思います!

熊野筆の特徴とは?

熊野筆の特徴は、ズバリ「毛先の繊細さとコシ」です!!
肌に触れる際、柔らかく違和感ない感触はどこから生まれるのでしょうか?

熊野筆製造過程

製造工程で、毛を選別して汚れを除き束ねる工程があります。
この一連の工程は熟練の職人が全て手作業で行っています。

また、毛先や穂先を切りそろえず、そのまま仕上げ自然毛を活かすことで、特徴である毛先の繊細さと適度なコシを実現しています。

熊野筆毛先を揃える

簡単に聞こえますが、1本の熊野筆を完成させるためには70以上の工程を踏まなければいけません!
しかもほとんどが、手作業で行われています!!

一番難易度が高いといわれる筆に使用する毛を選ぶ選毛(せんもう)や毛組(けぐみ)などの工程は、熟練した技術が必要になります。

こだわり抜かれた丁寧なモノづくりが熊野筆産業を支えているということですね!

熊野筆の歴史

発祥は江戸時代後期から

熊野筆は広島県の安芸郡の熊野町という場所で造られています。
発祥は江戸時代後期まで遡り、当時の熊野町の主要産業は農業でした。

熊野町は、盆地のため農地は狭く、1年中農業をするわけでなく、農業の仕事が暇な時期(農閑期)などは奈良や和歌山に出稼ぎに行く人が多かったようです。

その出稼ぎの際、奈良や大阪・兵庫で筆や墨を仕入れて各地で売る行商が盛んで、その関係から熊野町でも筆づくりが行われるようになりました。江戸時代末期に技術を習得した人々の指導により、筆づくり産業を本格化させていきました。

明治から現代まで

明治時代に入ると、教育制度の普及により各地で毛筆の需要が高まります。
しだいに生産量は拡大しますが、時代は第二次世界大戦に入り生産が一時中止します。

戦後は書道教育から鉛筆などを使用した勉強スタイルに変化し、毛筆だけでなく絵を描くために使用する画筆や化粧筆が作られるようになります。

その後、書道教育も1950年代に復活すると毛筆の需要も結果として高まる結果となりました。
1975年には国から伝統工芸品に指定され、2004年には団体商標を取得し、現在では、国内筆の生産量が約80%を占めるまで発展をしています。

熊野筆のブランドマーク

熊野町としても大切な産業の1つである熊野筆には、熊野町で生産された証として製品にブランドマークを表示しています。

消費者にもわかりやすく、熊野町産の筆であることを認知してもらい、中国製などの類似商品との差別化を図ることが狙いのようです。

より強固な地域性の強いブランドとして、価値を高め市場の優位性を獲得していくことも狙いで、熊野町の一致団結感が強くうかがえますね!

熊野筆 日本のいいもの.JP

瑞穂の熊野筆

私たちモノ見リョク編集部は、日本のいいもの.JPという通販サイトで熊野筆を取り扱っております!

幅広い年齢層から愛されている熊野筆のおすすめ商品をご紹介します!
全てではないですが、化粧筆の中で2つほど紹介します。

私たちが販売している熊野筆は「有限会社瑞穂」で製造された商品になります。
有限会社瑞穂に関しては以前の記事でご紹介しておりますのでこちらから!

【熊野筆】パウダーブラシ

熊野筆 パウダーブラシ
※商品詳細は画像をクリック

価格:7,700円(税込)

灰リスと上質な山羊毛をミックスしてやわらかく程よい粉含みのよいブラシに仕上げています。オーソドックスな形状はフィニッシング用に最適です!

【熊野筆】アイシャドウブラシ L

熊野筆 アイシャドウブラシ
※商品詳細は画像をクリック

価格:2,750円(税込)

やわらかい松リスで繊細な目の周りのお肌にも優しく使用できます!
これを使ってより魅力的な目に仕上げましょう。

まだまだ商品を揃えていますのでぜひ公式サイトでご覧ください!

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