今回は セリシン に期待できる 効果 についてまとめていきたいと思います
以前の記事でも紹介している絹織物の聖地、京丹後で生れたスキンケアアイテムですが、大きな特徴となっている セリシン についてもう少し詳しく見てみようと思います。
セリシン とは


以前の記事でも少し触れましたが、再度見ていきましょう。
まずセリシンをスキン、ヘアケアに使用すると下記のような点で効果が期待できます
- 保湿機能
- 皮膜効果による保護機能
- 紫外線カット効果
- 肌刺激に対する効果
ではその理由を詳しく見ていきましょう。
セリシン はどこから採れるの?


セリシン とは蚕のまゆから作られる糸、繭糸(けんし)から採れる天然のたんぱく質です。
みなさんご存知の通り、絹(シルク)の原料は蚕(カイコ)が吐きだす糸でできています。


蚕の糸でできた繭から糸をとり、絹糸を作るわけですが、その途中にある精練という繊維から混じり物を取り除く工程で、セリシンを取り除きます。
絹糸製造にとっては不要でも人間の肌や髪にとってはとてもメリットのある成分なのです。
繭と セリシン の役割


絹糸製造において繭は原料として扱われますが、本来であれば
蚕が外敵や紫外線、雨風、熱、湿気、細菌など自然環境から身を守るためのシェルターの役割を担っています。
さらにいうと、繭を構成する一本一本の糸を拡大して見ていくと、絹の主成分であるフィブロインを守るようにセリシンが覆っています。


つまりセリシンは蚕を守っている繭のさらにその外側部分を守っているタンパク質成分なのです。


ちなみに余談ですが一つの繭から採れる糸の長さは約800~1,200mにもなるそうです。
肌や髪の毛に直接使って大丈夫なの?


セリシン自体は純天然成分で刺激は全くありませんので敏感肌の方にはもちろん子供からアトピー体質の方まで安心して使用できます。
ちなみに私たちが取り扱う「きぬもようふ」、「まゆのお風呂」シリーズに使われるセリシンは全て京丹後市の丹後織物工業組合にて丹後ちりめんから化学薬品等を使用せず抽出しています。
抽出はもちろん製造も国内で行っているため製造段階を見ても安全で安心してしようできる製品です。
セリシン のバリア保護と保湿効果
蚕を外敵から守っている繭をさらに繊維レベルで守っているセリシンですが、人の肌でもその効果を発揮します。


セリシンは高分子であることから膜をつくる性質を持っており、髪の毛や肌に使用した場合、それらをコートしてくれる機能をもっています。
この作用により保湿機能や紫外線をカットする機能が保たれるわけです。
セリシン はどんな人に向いている?


さてスキンケア、ヘアケアにおいて魅力がたっぷりと詰まった セリシン ですが、どんな悩みを抱えている方に向いているのでしょうか??
乾燥によるカサカサ肌や粉ふき肌、荒れ性やお肌が弱い方、髪の毛においては毛の傷みや乾燥が気になる方に向いています。


馴染みやすい組成


セリシンの大きな特徴として髪の毛や人肌の天然保湿因子と非常によく似ている点があります。
髪の毛においては人髪のタンパク質成分、ケラチンと、肌においては天然保湿因子、通称NMFのアミノ酸組成と非常によく似ています。


またセリシンは極性アミノ酸が全体の約80%を占めているため親水性と保水性がきわめて高く、肌や髪の毛に非常に馴染みやすいわけです。
セリシン のバリア効果
先述の通り、セリシンは本来繭の中の蚕を守るためのタンパク質ですが、スキンケアアイテムを通して肌や髪に使用した場合、同様のバリアともいえる天然のタンパク質が肌や髪をコートしてくれます。


このようなことから強い日差しや乾燥など、環境による影響から肌や髪を守ると同時に、保湿機能紫外線カット機能を維持してくれます。
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実際に「まゆのお風呂」をお使いいただいた方の感想をまとめています。
セリシン のアイテムを無料で試せるキャンペーンの紹介
ここまででセリシンの魅力を紹介してきましたが、
「使ってみたいけどまずは試したい!」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方に耳より情報です!
私たちが運営する通販サイト日本のいいもの.jpでは月に一度程度モニターキャンペーンを行っており、セリシン配合のアイテムのキャンペーンも行う予定です。


ちなみに現在、2020年2月13日までセリシン配合の入浴剤「まゆのお風呂」のモニターキャンペーンを実施中です!
まとめ
今回はセリシンの魅力についてわかりやすくまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
スキンケアアイテムは皆さんそれぞれに愛用中のアイテムがあるかと思いますのでなかなか急に切り替えるには勇気が必要だと思います。
しかし乾燥などでお悩みの方も少なくないと思いますのでまずは上記のキャンペーンにてご応募いただいてお試しいただくのも良いかと思います。
ではまた次回お会いしましょう!