みなさんのお子さんは 水彩 絵の具 を使っていますか??
年齢によっては水彩絵の具より、色鉛筆やクレヨン、クーピーなどなど様々だと思います。


本投稿では・・・
・一般的な絵の具にどんな材料が使われているのか
・添加物にかかわる危険性があるのか
・安全な絵の具の特徴
などできる限り分かりやすく解説していきたいと思います。
弊社では1995年より全国各地の生活協同組合(生協)で国産の生活雑貨や伝統工芸品を販売してきました。今回は長年取り扱っている国産絵具、株式会社まっちの絵の具を販売する際にお客様にお伝えしていることを中心に記載していきたいと思います。
水彩 絵の具 を口に入れるのはキケン!
水彩絵の具というと小学生時代の図工の時間、または中学時代の美術などなど学校生活の中で度々登場しましたよね。


そんな中、特に小学校時代、絵の具を舐める、または口に入れるといった暴挙に出たお友達はいませんでしたでしょうか??


私の小学校時代の同級生には男子2名、女子2名ほどいました。
しかも「なめてみて!おいしいよ!」と言って丁寧にクラスメイトにオススメまでしていました。
今になって冷静に考えるとまぁ怖い話ですよね・・・。
絵の具は口にする可能性だけでなく顔や皮膚に付いたり目に入る可能性もあるため親御さんも一度は心配されたことがあるのではないでしょうか?
結論から申し上げると絵の具を口に入れるのはとても危険な行為です。


一度お子さんに確認した方がいいかもしれませんね。
ではもう少し詳しく見ていきましょう!
大半の絵具には防腐剤が使われています
図工の時間の写生やお絵描きなど日々の楽しい時間の中で親しまれている水彩絵の具。
そもそも水彩絵の具とはどんなものなのでしょうか・・・。
主に顔料と糊料(こりょう)と呼ばれるのり材、添加物を混ぜ合わせせることでできる水溶性の絵具のことを指します。


学童用不透明水彩絵の具は、色を塗ることで小さな色の付いた粒子が画用紙に貼り付いて着色されるという仕組みです。
この粒子を貼り付けるための糊料にアラビアゴムという木から採れる腐敗しにくいものを使うことが一番理想とされています。
が、しかし・・・
大半の子供たちが使う水彩絵の具は、価格を低価格に抑えるためにアラビアゴムを使わず、澱粉(でんぷん)系の糊(のり)であるデキストリンというものが使われています。
しかし、ここで問題があります。
澱粉はとても腐敗が早いため、防腐剤を添加しなくてはならないのです。
そこで添加されるのが「フェノール」という物質です。
多くの絵具に含まれるフェノールとは?
デンプンの腐敗を防ぐために添加されるフェノール。
実は毒性があり、人体に悪影響を及ぼします。


フェノールは別名ヒドロキシベンゼンや石炭酸、フェニル酸などと呼ばれ、飲み込むと有害、皮膚に接触すると有毒とされています。
もし飲み込んでしまった場合には口をすすいだり、目に入ってしまった場合には水で数分間、注意深く洗うなどの応急措置が必要になります。
予想される急性症状としては・・・
目や皮膚の刺激、角膜や結膜の炎症、視力の喪失、角膜の混濁、頭痛、倦怠感、嘔吐などがあるそうです。
そう考えるとフェノールが含まれている絵具を子供さんに、しかも親御さんの目の届かないところでに使わせるというのはだいぶ心配ですよね。
ちなみに絵具の蓋を開けた際、ツーンとした臭いを感じた経験はないでしょうか?
これがフェノールの臭いです。
有機リン系も要注意!
何年か前にフェノールの毒性や臭いが話題になったことがありました。
その際、多くの製品がフェノールから有機リン系に防腐剤を切り替えました。
しかし・・・


有機リン系、それはそれで枯葉剤や殺虫剤の主成分として用いられいるものです。
これまた子供が安心して使う絵の具としては疑問があります。
じゃあ安全な絵の具ってあるの?
ここまでで絵具に使われる防腐剤や糊料について記載してきました。
いろいろな添加物が使われているのはわかったけど安全な絵の具ってあるの??


という気持ちになってのではないでしょうか・・・?
はい。あります。
長野県の千曲市にある株式会社まっちが製造する「まっち絵の具」です!
天然で害のないアラビアゴムを主成分として防腐剤も安全性の高いものを必要最小限の分量のみを使用しています。


もちろん品質についても間違いありません。
従来の絵具では色を混ぜると彩度が低下しました。


しかし、まっち絵の具は使用されている顔料の粒子の大きさが一つ一つ均一で光が乱反射を起こさないため色を混ぜても鮮やかさを失うことがありません。
また色を混ぜ合わせても化学変化を起こすこともありません。






長野県産の安全な国産水彩絵の具
安全性や品質面で信頼性の高い「まっち絵の具」ですが・・・
一体どんな人が作っているのでしょうか・・・?
「自分の感性を自分で表現できるのが絵画。未来をつくる子どもたちの感性を育てるために、もっといい水彩絵の具を」。


まっち絵具はデザインの仕事をしていた「まっち絵の具製造」代表理事の小出宗治さんが海外の子どもの絵が一段と色鮮やかなことに疑問を感じて、国内の絵の具を研究したところから始まったそうです。


子供たちの健康と日本の美術シーンのために仕事を退職し、蓄えてきた全てつぎ込み、オリジナル絵具を作り始め、顔料などを工夫しながらまっちカラーを完成させました。
まとめ
今回は子供たちのお絵描きにとって身近な存在、絵具について使われている材料の安全性や発色などについてまとめてみました。
本記事の最初にも触れた通り、商品によっては危険な添加物や鉛の容器など危険をはらむものも一定数は存在します。
今回ご紹介したようなことを水彩絵の具選びをする際、少しだけ思い出していただけると良い商品に出会えるかもしれませんね。
まっちの製造する水彩絵の具はモノ見リョク編集部が運営する通販サイト日本のいいもの.jpでも販売中です。
コチラはとてもリピーターの多いロングセラーアイテムです。絵画が趣味!という方はぜひ一度まっち絵の具の発色をお試しください。





